会社案内
栄養価に優れた安全・安心な牛乳を毎日お届けする
日本酪農協同は、1948年に創業して以来、栄養価に優れ、完全食品といわれる牛乳を消費者のみなさんに毎日お届けしてきました。その出発点は、戦後間もない頃、困窮した食料事情のなか、創業者自ら「国民の健康増進のために」と酪農を始め、生乳を生産するとともに、それを製品化し、販売したことで、それが弊社の「毎日飲んで毎日健康」というスローガンとして脈々と受け継がれています。
弊社を代表する「毎日牛乳」ブランドも、こうしたなか築かれたもので、おかげさまで、みなさんに愛され、来年で誕生から70年を迎えます。
特に、日本の未来を担う子供たちに向けて、学校給食に欠かすことができないものとして、毎日50万食近くの牛乳を提供しており、安全・安心を最優先に、かつ、安定的に供給することは弊社の重要な使命であり、そのために、生産者である酪農家のみなさんとのつながりを大切にしていきたいと考えています。
生産者を支えるためにも
新たな乳の価値を伝える
弊社が生産する牛乳・乳製品は、酪農家のみなさんに支えられています。しかしながら、かつては40万戸を超えていた酪農家戸数も、いまでは1万3千戸を割り込んでおり、生乳生産量も1996年の865万tをピークに、近年は730万t程度で推移しています。
こうしたなかで、コロナ禍によって、需給が緩和モードになり、そこに世界的な飼料穀物の高騰と急激な円安による燃料コストなどの上昇が重なり、酪農家のみなさんの経営環境は一段と厳しさを増しています。
弊社では、国内では希少となりつつある国産原料である生乳とその生産者である酪農家を守るためにも、飲用消費の維持・拡大に向け、自然の恵みである「乳の価値」に今日的な付加価値を付加して、消費者のみなさんにお届けしていきたいと考えています。